第三の男

キャロル・リード監督の傑作サスペンス。ウィーンを舞台に、謎の事故死をとげたという友人の死の真相を探る作家の姿を描く。

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解 説

キャロル・リード監督の緊迫感溢れる演出が光り、カンヌ国際映画祭ではグランプリに輝いたサスペンス映画の傑作。物語のキーパーソンを演じるオーソン・ウェルズのニヒルな悪役ぶりを始め、欧米を代表する実力派俳優たちの共演も見どころ。陰影を強調した映像が独自のスタイルを作り上げて、アカデミー賞では撮影賞(白黒)を受賞。ツィターの音色が印象深い哀愁漂うテーマ曲は、映画史上に残る名曲として今なお人気が高い。

あらすじ

第二次大戦直後のウィーン。作家のホリーは親友のハリーを訪ねるが、会う直前に彼は謎の自動車事故死を遂げていた。ホリーはハリーの葬式で軍警察のキャロウェイ大佐と出会い、ハリーが悪質な闇商人だったと聞かされる。大佐の言葉を信じられないホリーは、自ら事件の真相を探り始める。やがて彼は事故現場にいたとされる”第三の男”の存在を知るが…。

★カンヌ国際映画祭グランプリ(最高賞)受賞。アカデミー撮影賞(白黒)受賞。

監 督

出 演

ジャンル サスペンス / ドラマ
本編時間 [字]106分
制作 1949年 イギリス
原題 THE THIRD MAN
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