フランシス・フォード・コッポラ監督が『地獄の黙示録』に続いて、ベトナム戦争を題材にした異色の戦争ドラマ。戦場そのものを描くのではなく、戦死者をアーリントン墓地に埋葬する部隊に配属された新兵や、戦地に若者を送る苦悩を抱えた上役らの日常といった視点から惨事を描いてゆく。主演はジェームズ・カーン。公開当時『恋しくて』でブレイクしたメアリー・スチュアート・マスターソンが出演したことでも話題に。

ベトナム戦争が激化しつつある１９６８年、バージニア州のアーリントン国立墓地。ベトナム戦死者埋葬の儀式を司る第３歩兵隊のベテラン曹長ハザードは、かつてベトナムで活躍し勲章を受けた優秀な軍人。だが、その体験から、この戦争の意味について懐疑的な考えを持つようになっていた。一方、隊に配属された血気盛んな新兵ウィローは、一日も早く最前線で戦うことを望んでいた。戦死したウィローの父がかつてハザードと親しい戦友だったこともあり、戦意満々のウィローをハザードは複雑な思いで見守る。

• FRANCIS FORD COPPOLAフランシス・フォード・コッポラ

• JAMES CAAN ジェームズ・カーン
• ANJELICA HUSTON アンジェリカ・ヒューストン
• JAMES EARL JONES ジェームズ・アール・ジョーンズ
• D. B. SWEENEY Ｄ・Ｂ・スウィーニー
• MARY STUART MASTERSON メアリー・スチュアート・マスターソン