ベトナム戦争で実際に起きた米兵による少女暴行事件を題材にした戦争ドラマ。ブライアン・デ・パルマが監督を務め、戦場の悲惨でやりきれない現実を描く。マイケル・Ｊ・フォックス演じる兵士の正義感と、事件によって常軌を逸してゆく上官役ショーン・ペンの悪意が衝突。刑事告発を試みたことで孤立無援となる主人公の姿を通し、戦場における“罪と罰”の在りかたを観客へも問いかける。音楽はエンニオ・モリコーネが手掛けた。

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１９６６年、ベトナム戦争のさなか、兵士エリクソンは修羅場と化した戦場で苦闘の日々を送っていた。ある日、偵察命令を受けた彼と上官ミザーブ軍曹ら小隊５人は、任務の途中、軍曹の提案でベトナム人少女を誘拐し、暴行に及ぶ。その常軌を逸した行為をただひとり拒否したエリクソンは、軍曹から敵視されながらも、なんとか少女を逃がしてやろうと画策する。しかし、証拠を隠滅しようとする軍曹によって少女は殺害されてしまい…。

• BRIAN DE PALMAブライアン・デ・パルマ

• MICHAEL J. FOX マイケル・Ｊ・フォックス
• SEAN PENN ショーン・ペン
• DON HARVEY ドン・ハーヴィ
• JOHN C. REILLY ジョン・Ｃ・ライリー
• JOHN LEGUIZAMO ジョン・レグイザモ