ハリウッドの歴史上最大の汚点となった時代を描いたロバート・デ・ニーロ主演の人間ドラマ。米ソ冷戦の１９５０年代、“レッドバージ（赤狩り）”によって密告を強いられ、映画人も次々と職を失っていた。その１人だった映画監督をモデルに、ハリウッドの暗黒時代を果敢に描いた重厚な作品。密告を拒否し、仕事を干されてしまう主人公の苦悩をデ・ニーロが好演。また彼の朋友マーティン・スコセッシ監督が役者として出演している。

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１９５１年、ロサンゼルス。売れっ子映画監督のデヴィッド・メリルは、友人の偽りの証言により、自分が非米活動委員会のリストに載っていることを知る。そして彼は審問会への出頭を拒んだために、撮影所への出入りを禁止され、友人にも見放されて、たちまち路頭に迷ってしまう。そんな彼を力づけたのは、妻のルースだった。ついに彼は召喚され、厳しい追及を受け始めるのだが…。

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