人気作家マイケル・クライトンの小説を、クライトン自身が脚本と監督を兼任して映画化。１９世紀のイギリスで実際に起きた金塊強奪事件を描いた犯罪サスペンス。前半は４つの鍵を手に入れるまでの頭脳戦が展開し、後半は一転して軽快なアクション劇に。ショーン・コネリーが魅力的な怪盗を外連味たっぷりに演じ、列車上での危険なアクションにノースタントで挑戦している。相棒ドナルド・サザーランドとの軽妙な掛け合いも楽しい。

イギリス同盟軍とロシアとの間で勃発したクリミア戦争。その最中の、軍資金として大量の金塊がロンドンからフォークトンまでの道のりを列車で輸送されていた。犯罪者たちはこの強奪計画を企てるものの、金塊を納めている金庫は４つの鍵が揃わなければ開かない仕組みになっているため、未だに成功した者はいなかった。そんな中、怪盗エドワード・ピアースは、金庫破りのエイガー、変装が得意でピアースの愛人のミリアムと共に金塊強奪作戦を実行に移すことに。

• MICHAEL CRICHTONマイケル・クライトン

• SEAN CONNERY ショーン・コネリー
• DONALD SUTHERLAND ドナルド・サザーランド
• LESLEY-ANNE DOWN レスリー＝アン・ダウン
• ALAN WEBB アラン・ウェッブ
• ROBERT LANG ロバート・ラング