第75回カンヌ国際映画祭グランプリ受賞

第80回ゴールデングローブ賞外国語映画賞ノミネート

A24が北米配給権を獲得した話題の感動作

　第75回カンヌ国際映画祭でグランプリを受賞し、第80回ゴールデングローブ賞外国語映画賞にノミネートされた『CLOSE（原題）』が、『CLOSE／クロース』の邦題で、今夏の日本公開が決定した。



　監督を務めるのは、バレリーナ志望のトランスジェンダーの少女を描いた『Girl／ガール』が第71回カンヌ国際映画祭カメラドール（新人監督賞）を受賞し、鮮烈なデビューを飾ったルーカス・ドン。最新作となる本作では、第75回カンヌ国際映画祭コンペティション部門に選出され、グランプリを受賞。



　そして、現地時間1月10日に授賞式が開催される第80回ゴールデングローブ賞では外国語映画賞にノミネートされ、第95回アカデミー賞では前作『Girl／ガール』に続き、国際長編映画賞のベルギー代表としての予備候補（ショートリスト）に選出されるなど、数々の賞レースを席巻している。海外の映画批評サイト「Rotten Tomatoes」では94%フレッシュと高い満足度を記録（2022.5.31時点）している。



　また、映画ファンから絶大な支持を得る気鋭の映画製作・配給スタジオ「A24」が北米配給権を獲得したことでも注目を集めている。