メアリー&ジョージ 王の暗殺者

メアリー&ジョージ 王の暗殺者MARY & GEORGE

【放送】スターチャンネル

  • <字幕版>毎週火曜よる11:00 ほか
    <吹替版>毎週木曜よる11:00 ほか
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【配信】スターチャンネルEX


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その顔なら世界を支配できる―母の野望のため、息子は国王を誘惑する!
17世紀初頭、“英国一の美男子”と呼ばれた初代バッキンガム公の栄光と転落を描く史実ミステリー。独占日本初放送スタート!

オスカー女優のジュリアン・ムーアといま世界で最もホットな英国俳優、ニコラス・ガリツィンが共演!17世紀初頭、国王ジェームズ1世が治めるイングランド宮廷を舞台に、一族の繁栄を望む野心的な母メアリーと、“英国一の美男子”と呼ばれ、王の寵愛を受けのし上がってゆく初代バッキンガム公、ジョージ・ヴィリアーズの愛、欲望、裏切りと転落。そして国王の死をめぐる知られざる真相を描く。(全7話)

あらすじ

17世紀、エリザベス1世から王位を継承したジェームズ1世が統治するジャコビアン時代イングランド。地主階級ながら野心的なメアリー・ヴィリアーズは、暴力的な夫や質素な暮らしに嫌気がさし、容姿端麗の次男ジョージをフランスに送って、裕福な女性と結婚する社交術を習得させようとする。しかし国王ジェームズ1世が若い男性に目がないことを知ると、息子を国王の愛人にし、権力と富を手に入れるという大胆な計画を企てる。フランスから帰国したジョージは、母の導きのもとに数々のライバルを蹴落とし、ジェームズ1世の寵愛と信頼を得て、「バッキンガム公爵」として王政を司る枢密院メンバーにまで上り詰める。一方、自らも上流貴族と再婚したメアリーは、陰謀や策略を張り巡らし、ジョージと共に富と権力と称号を手に入れる。ヴィリアーズ家は宮廷で最も影響力のある一家に成り上がっていくが、政治家のフランシス・ベーコンら政敵との権力争いや敵国スペインとの確執など、彼らの成功を阻む問題が浮上するなか、次第にメアリーとジョージが対立し…。

イントロダクション

オスカー女優、ジュリアン・ムーアと注目の英国俳優、ニコラス・ガリツィンが共演!王が愛した“英国一の美男子”初代バッキンガム公の実話を基に描く!

17世紀のイングランド、ジェームズ1世の治世であるジャコビアン時代(1603-1625)を舞台に、中流貴族ヴィリアーズ家のメアリーが美貌の息子ジョージを武器にのし上がった史実を描く。オスカー女優のジュリアン・ムーアが野心的で策略家の母メアリーを演じ、その息子ジョージを『赤と白とロイヤルブルー』『アイデア・オブ・ユー ~大人の愛が叶うまで~』が大ヒット中の若手俳優ニコラス・ガリツィンが演じる。したたかでパワフルな女性を演じたジュリアン・ムーアの演技が絶賛され、そしてジェームズ1世が最も愛し、当時“英国一の美男子”と称された初代バッキンガム公、ジョージを演じたニコラス・ガリツィンの華やかな美貌と滴る色気に世界中が魅了されている。Rotten Tomatoesでも96%という高い数字を叩き出し、米国エミー賞キャスティング部門にもノミネート!

「平和王」と呼ばれたジェームズ1世の愛の秘密と謎の死に迫る歴史ミステリー

本ドラマの原作となったのは、最新の研究に基づく2018年発表の歴史ノンフィクション『The King's Assassin:The Secret Plot to Murder King James I(王の暗殺者:ジェームズ1世殺害の秘密計画)』。ジェームズ1世とその恋人と言われた初代バッキンガム公、ジョージ・ヴィリアーズの深い関係、そして王の死の真相を徹底検証し話題となった。脚本をD. C. ムーア(『キリング・イヴ/Killing Eve』)が手がけ、原作者のベンジャミン・ウーリーも絶賛している。悲劇の女王メアリー・ステュアートを母に持ち、わずか1歳でスコットランド王となり、幼少期から何度も命を狙われ、エリザベス1世の死後イングランド王を兼ねることになったジェームズ1世の人生の映像化は珍しく、複雑で難しい役柄をスコットランド出身の俳優トニー・カラン(『アウトロー・キング ~スコットランドの英雄~』)が体当たりで演じている。そして監督はアカデミー賞にノミネート(脚色賞、主演男優賞)された『生きる LIVING』を手掛けたオリヴァー・ハーマナスが務めている。

インティマシー・コーディネーターも参加した大胆な同性愛の描写が話題に

本作で話題になったのは何といっても大胆な性描写だ。史実として、ジェームズ1世には多くの男性の愛人がいたと言われている。セクシャルなシーンの撮影は役者と制作陣の間で入念な話し合いを重ね、慎重に進められた。本作でインティマシー・コーディネーター(性的な描写を撮影する際に現場に立ち会い、出演者と制作陣の意向を調整して、演者の尊厳を守りつつ効果的な演出につなげるサポートを行うスタッフ)を務めたロビー・テイラー・ハントは「時代劇でこのような生き生きとしたクィアで親密な作品に携われることは滅多にない。エキサイティングだった」と語っている。脚本家のD. C. ムーアはジェームズ1世とジョージには「本物の愛があり、本物の尊敬があった」と言い、ただ淫らなものではなく2人の深い感情が表現されていると語っている。

衣装チームは120人!絢爛豪華なジャコビアン・ファッションに注目!

本作の監督を務めたのはアカデミー賞にノミネート(脚色賞、主演男優賞)された『生きる LIVING』を手掛けたオリヴァー・ハーマナス。ハーマナス監督は徹底的なリサーチに基づき、衣装、プロダクションデザイン、ヘアメイク部門が統一したビジョンを共有すべくトーンボードとムードボードを作成した。それを元に各チームが臨み、衣装チームは総勢120人で数百着のコスチュームを作成。当時の絵画からだけではなく、ヴィヴィアン・ウェストウッドら現代のアーティストからもインスピレーションを受け、ジョージの衣装はシースルー素材で彼のセクシーさを際立たせ、美しいラフ(ひだ襟)の数々、出世と共に豪華になる装いは圧巻だ。またコスチュームやインテリアには赤が効果的に使われており、仮面舞踏会のシーンや豪華な宮廷の内装にも注目だ。

エピソード

メアリー&ジョージ 王の暗殺者 #6

メアリー&ジョージ 王の暗殺者 #6

第6話「王妃の死」…1620年。アン王妃が逝去するが王室は財政難で葬儀が執り行えず、チャールズ王太子は憤る。ジョージは国葬の資金を捻出するためベーコン卿と協力し、ジェームズ王を説得して6年ぶりに議会を開かせ何とか王妃を埋葬する。メアリーは、過去の殺人罪でベーコン卿により収監されたサンディを救出すべく、コーク卿を訪ねるが…。そんな中、ジョージとキットの兄弟も議会から追われる身となってしまう。

キャスト&スタッフ

監督
  • FLORIAN COSSENフロリアン・コッセン
出演
ジャンル 歴史劇 / ドラマ
本編時間 [字]53分
[吹]53分
制作 2024年 イギリス

キャスト&スタッフ

ムービー

【予告編】海外ドラマ『メアリー&ジョージ 王の暗殺者(原題:Mary & George)』独占日本初配信&放送決定!

【特別映像】キャストが語る作品の魅力

【舞台裏映像】「ニコラス・ガリツィン 乗馬の天才」

声優コメント

【吹替版キャストコメント】

日野由利加(ジュリアン・ムーア/メアリー・ヴィリアーズ役)
メアリーは野心的な母。策略家の手腕を発揮し爵位を得、王政に力を持つ迄にジョージを仕立て上げる。その様は豪華な背景や調度品、衣装、言葉遣いにも表現され、欲望は大胆な描写で熱さを感じさせる。「メアリーは何故?」を、吹替のテーマに掲げました。冒頭シーンでジョージの中に何を見たのか?それは彼女の本質そのものだったのでは?と。真心の愛に飢えていると痛感し、描かれていない要素を紐解きながら挑みました。時に性を超えるエネルギーで時代を切り開くジュリアン・ムーアをお楽しみ下さい!

増田俊樹(ニコラス・ガリツィン/ジョージ・ヴィリアーズ役)
ニコラス・ガリツィン演じるジョージは、無垢さと危険を孕んだ存在として、とても魅力的に感じました。物語を追うごとに、時代に国に、母に自分に翻弄される姿は見応えのある人物に思えます。登場する人物たちとの変化していく関係性を楽しんでいただきたいです。そしてジョージの立場や状況に対して様々に変化していく演じ分けはまさに圧巻。メアリー役のジュリアン・ムーアとのやりとりも最後の最後まで目が離せません。

宮内敦士(トニー・カラン/ジェームズ王役)
「平和王」と称されたジェームズ1世の、その裏側にあった愛憎劇を、トニー・カランは大胆に、且つ繊細に丁寧に表現していて、この役を吹き替える上で感じとったシンパシーを大事にしながら演じさせていただきました。当時のイングランドの混沌とした時代に翻弄されて行く人々の様子は、観客の理性を突き破り、本能に突き刺さる生々しさがあって、とても秀逸な作品です。ご期待下さい!

イラスト

大人気漫画家・菅野文が描き下ろした応援イラスト


©菅野文

著名人コメント

【推薦コメント全文(全9名/順不同・敬称略)】

◇宮本亞門(演出家)
完全に魅せられ一気に見終えた!実に挑発的だ、これほどイギリス王室の歴史に攻め込むとは!だからこそ官能的に隠蔽された事実を生々しく蘇えらせた人間ドラマになっている。母メアリーを演じるジュリアン・ムーアと息子ジョージ役のニコラス・ガリツィンが凄まじい演技を見せ、王を取り巻く欲を掴もうする人物たちも魅力的。こう来たか!と叫んでしまうほど見事なパズルのような脚本は息をつかせず、画家カラバッジオの描く暗闇の美の中、謎の男色のジェームズ王と王室が美しくも露骨に暴かれている。今を生きる我々にも通じる、策略、陰謀、家族、愛憎が渦巻き飽きさせない。人間が見事に炙り出された名作だ。

◇ドリアン・ロロブリジーダ(ドラァグクイーン)
ジュリアン・ムーアとニコラス・ガリツィンがタッグを組んで成りあがりを目指す異色の“バディドラマ”!
宮廷内に渦巻く陰謀の数々と、惜しげなく晒される美しい男たちの肢体…ジュリアン・ムーアの“面構え”がたまらないわぁ!

◇嶽本野ばら(作家)
ディオールがスコットランド女王メアリーに捧げるコレクションを発表した矢先、息子ジェームズ1世を巡るドラマとは!
彼が生きたのは男性が最も華美を競った時代。フリルをまとう美しき男性ファッションを堪能あれ!

◇ヤスダコーシキ(執筆家)
このドラマ、本来なら「英国ナンバーワンの美男子」ジョージが話の中心となるはず。もちろん彼がその美貌で成り上がる様子は面白いのですが、より見応えがあるのはジョージのママの策略家っぷりです。ママに注目!

◇ひらりさ(文筆家)
自分の美貌が持つ力を自覚し野心を得ていく青年はお好みですか?しかも、彼が狙うのが、国王(男)の寵愛であるなら…?欲望渦巻く男同士の寵愛バトルを、圧巻のシナリオと役者陣で描く『メアリー&ジョージ』。120パーセントおすすめです!

◇本間恵子(ジュエリージャーナリスト)
17世紀の肖像画から抜け出てきたかのような男女の華麗なる宮廷絵巻。ジュエリーや衣装、小物などの考証がしっかりしているので、タイムスリップしたかのように没入できる。地味な衣装が出世につれて派手になっていくのが心憎い。

◇辛酸なめ子(コラムニスト・漫画家)
脅し、いじめ、乱交、呪いに毒殺……17世紀初頭のイギリス王室の闇が深すぎて、現代の英国王室スキャンダルがかわいく思えるレベルです。

◇高山亜紀(フリーライター)
「忘れてしまえば嘘も嘘でなくなる」と、毒親ジュリアン・ムーアが天使のように美しい実の息子ニコラス・ガリツィンをけしかけ、心身共に崩壊させる地獄絵図に悶絶躃地。とめどない欲に塗れた母子愛憎劇!まさかの史実原作!

◇冨永由紀(映画ライター)
17世紀に女性が大胆な野望を抱いたら?権力に取り憑かれた母に操られ、繊細な青年が悪の華へと変貌。
英国宮廷の知られざる実話を現代の感覚で斬る。ジュリアン・ムーアの企む表情とニコラス・ガリツィンの魔性に魅了される。

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