【放送】スターチャンネル
【配信】スターチャンネルEX
ヘレナ・ボナム・カーターが、イギリスのテレビ界で最も愛された伝説の女優“ノリー”を熱演!
笑って泣ける感動の伝記ドラマを独占日本初放送&配信!
イギリスで1964年から4,500話以上に渡って放送され、全盛期は約1,500万人の視聴者を誇った伝説の連続テレビドラマ(ソープオペラ)『クロスローズ』のメグ役として、お茶の間で最も愛された女優“ノリー”ことノエル・ゴードンの突然の降板劇を描く伝記ドラマ『NOLLY ソープオペラの女王』。ノリーを演じるのは英国を代表する演技派、ヘレナ・ボナム・カーター。脚本・製作総指揮を務めるのは『IT‘S A SIN 哀しみの天使たち』のラッセル・T・デイヴィス。約18年間主演を務めたドラマを突然解雇されたノリーが、新たな道を見つけていく晩年の姿をユーモラスかつ感動的に描く。(全3話)
あらすじ
“ノリー”ことノエル・ゴードンは、連続テレビドラマ『クロスローズ』の主演女優としてイギリスでは知らぬ者はいない大スター。スタッフやキャストと家族のような関係を築き、ひとり暮らしの孤独も年下の共演者トニー・アダムスが紛らせてくれていた。ところがある日、ノリーは何の前触れもなくテレビ局から降板を告げられ、この理不尽な解雇は、英国中を騒がせる大ニュースとなる。60歳を過ぎてからの転落にショックを受けながらも、ノリーは新たな道を歩き始めるのだが…。
深掘りコンテンツ ースターチャンネル通信ー
英国民に愛されたテレビスターの知られざる晩年を描く『NOLLY ソープオペラの女王』解説
スターチャンネルEXで独占配信がスタートしたラッセル・T・デイヴィスの新作『NOLLY ソープオペラの女王』について、映画・音楽ライターの木津毅さんが解説。人々を魅了したノエル・ゴードンの魅力に迫ります。
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イントロダクション
イギリス国民に愛されたテレビ界のレジェンド、 「ソープオペラの女王」の“ノリー”ことノエル・ゴードンの栄光と転落を描く
1960〜1980年代に4,500話以上に渡って放送され、全盛期は1,500万人の視聴者を誇ったイギリスのソープオペラ『クロスローズ』。ソープオペラとは連続ドラマシリーズのことで、石鹸会社提供の番組が多かったことが由来となっている。その『クロスローズ』の主役メグ・モーティマーとして人気を集めたのが、伝説の女優“ノリー”ことノエル・ゴードンだ。ノリーは世界で初めてカラーテレビに登場した女性であり、お昼のトーク番組の司会を務め、テレビ局役員に就任した初の女性であり、そして英国首相に初めてインタビューした女性であった。まさに英国テレビ界のパイオニア的な存在で絶大な人気を誇り、全盛期には週10本の番組司会を務めた。しかしノリーはキャリア絶頂期のある日、自身が看板であるはずの『クロスローズ』から突然降板を告げられる。本作は彼女が絶望の中、新たな道を模索する晩年をユーモラスかつ感動的に描く。 彼女は生涯独身であったが、本作では年下の共演俳優トニー・アダムス(オーガスタス・プリュー)とコメディアンのラリー・グレイソン(マーク・ゲイティス)という2人男性との深い友情が描かれている。また彼女はLGBTQコミュニティと強い絆がありアイコン的な存在でもあった。脚本・製作総指揮は『ドクター・フー』、『2034 今そこにある未来』、『IT’S A SIN 哀しみの天使たち』など数々のヒット作を生み、高い評価を受けてきたラッセル・T・デイヴィス。『IT’S A SIN 哀しみの天使たち』の製作チームが再度タッグを組み、ノリーとソープオペラへの愛が溢れる伝記ドラマを作り上げた。
ヘレナ・ボナム・カーターが伝説の女優を熱演!ガーディアン紙、Rotten Tomatoesなど各メディアも絶賛!
主演のノリーを演じるのは、『ハリー・ポッター』シリーズ、ドラマ『ザ・クラウン』、『英国王のスピーチ』の名優ヘレナ・ボナム・カーター。アカデミー賞やゴールデン・グローブ賞など数々の賞にノミネートされてきたヘレナが英国テレビ界のレジェンド、ノエル・ゴードン役に挑み、世界中のメディアから大絶賛を受けている。『クロスローズ』の舞台がミッドランド地方のバーミンガムだったことから「ミッドランドの女王」と呼ばれ、赤色の髪、大きなサングラスに毛皮のコート、そして愛車のロールス・ロイスで登場するパワーウーマンのノリーは、まさにヘレナ・ボナム・カーターのハマり役。華やかさの裏に悲しみを隠した演技には心を打たれる。グラマラスなノリーの80’sファッションにも要注目。辛口批評で知られる英ガーディアン紙も「ソープオペラと年上女性、そしてショービズ界への温かく、優しく、ゴージャスなトリビュート。ノリーに恋をした」と絶賛。さらに、Rotten Tomatoesではトマトメーター批評家100%、ユーザー評価88% という驚異的な数字を叩き出している。
『クロスローズ』の完璧な再現と傑作ミュージカル『ジプシー』とオーバーラップするノリーの人生
本作では『クロスローズ』の撮影現場が舞台となっており、劇中劇の面白さも見どころだ。当時の視聴者はモーテル「クロスローズ」のセットや名台詞を懐かしみ、若い世代にはレトロな魅力があるだろう。また当時のキャストがカメオ出演していることも話題となった。 ドラマ降板後のノリーは原点である演劇界に戻り、スティーヴン・ソンドハイムも携わった傑作ミュージカル『ジプシー』に出演し、ウエスト・エンドを目指すことに。『ジプシー』の主役であるローズは、初演時のエセル・マーマン以後、アンジェラ・ランズベリー、パティ・ルポーン等が演じ、日本でも2023年に大竹しのぶが演じた名キャラクター。そのローズがクライマックスに人生を歌い上げる名曲“Rose’s Turn”を、ヘレナ・ボナム・カーターが情感たっぷりに歌うシーンは必見!ノリーの人生とショービズ界の苦難と愛を描いた『ジプシー』の世界がオーバーラップし物語を盛り上げる。
男性中心のテレビ業界で立ち向かっていくノリーの姿は、現代社会に生きる女性たちにも共感を与える
ドラマは1970〜1980年代のイギリスのテレビ黄金時代を振り返り華やかだが、当時のイギリス社会、特にテレビ業界での女性の立場の厳しさを描いている。ノリーは主役にも関わらず、突然クビになる。その理由を問いただしても答えはなく、彼女は激しく憤るのだが、後半明らかになる「降板理由」は、現代社会で生きる働く女性たちにも共感を与えることだろう。
エピソード
NOLLY ソープオペラの女王 #3[最終話]
第3話「私の番よ」…ノリーは女優としての新たな道を画策し、演劇界に戻ることを決意。テレビとの違いに戸惑うこともあったが、出演した舞台「ジプシー」は大成功。ウエスト・エンド進出こそ叶わなかったものの高い評価を得て、その後は同じメンバーで海外巡業に出ることに。しかし巡業先で偶然にもクビになった理由を知ったノリーはイギリスに戻るとジャック・バートンと対峙する。するとそこでジャックが言い出したのは…。
キャスト&スタッフ
- 監督
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- PETER HOARピーター・ホアー
- 出演
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- HELENA BONHAM CARTER ヘレナ・ボナム・カーター /朴ろ美(吹替)
- AUGUSTUS PREW オーガスタス・プリュー /武内駿輔(吹替)
- CON O'NEILL コン・オニール /多田野曜平(吹替)
- EMILY BUTCHER エミリー・ブッチャー /花村緑(吹替)
- ANTONIA BERNATH アントニア・バーナス /司薫(吹替)
ジャンル | ドラマ |
---|---|
本編時間 |
[字]50分
[吹]50分 |
制作 | 2023年 イギリス |
キャスト&スタッフ
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ノエル・ゴードン
演:ヘレナ・ボナム・カーター
ノリーの愛称で呼ばれたイギリスの国民的女優。世界で初めてカラーテレビに映った女性であり、女性として初めて英国首相にインタビューしたことでも歴史に残るテレビ界のレジェンド。1960〜80年代に放送された連続ドラマ『クロスローズ』の主役として人気を集めた。
トニー・アダムス
演:オーガスタス・プリュー
『クロスローズ』の出演者。ノリーの親友かつ良き理解者でプライベートでも常に彼女に寄り添っている。
ジャック・バートン
演:コン・オニール
『クロスローズ』のプロデューサー。頑固でときには冷酷な性格。テレビ業界を知り尽くしている。
ラリー・グレイソン
演:マーク・ゲイティス
ノリーの友人であるコメディアン。将来のキャリアに悩むノリーに助言を与える。
ジェーン・ロッシントン
演:アントニア・バーナス
『クロスローズ』の出演者。ノリー演じるメグ・モーティマーの娘ジルの役。実生活でもノリーのことを敬愛している。
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脚本・製作総指揮 ラッセル・T・デイヴィス(『IT’S A SIN 哀しみの天使たち』『ドクター・フー』) 監督 ピーター・ホアー(『IT’S A SIN 哀しみの天使たち』『THE LAST OF US』)
ムービー
ヘレナ・ボナム・カーター主演最新作!『NOLLY ソープオペラの女王』12月1日(金)、独占“日本初”配信中!
【特別映像】ヘレナ・ボナム・カーターらが作品の魅力を語る
コメント
著名人コメント全文 ※50音順・敬称略
ヘレナ・ボナム・カーターの繊細で圧巻な演技に心奪われ一気に観ました。
同じ役として何十年も生きていくノリーの気持ちは、痛いほど理解できます。
ファンから一途に慕われるノリーを誇らしく思うのと同時に、妥協せざるを得なかった出来事には虚しさを感じました。
もし私が彼女の立場だったら、どうしていただろう?
後に続く女性たちに、私たちは何を残せるのだろう?
今もまだ、歳を重ねた女性たちが、主役を演じられる事は少ない。
先駆者として闘ったノリーに、最大の敬意と拍手を贈ります。
泉ピン子(女優)
キャリアも恋愛も「私には何もない」と絶望してからが正念場。いいも悪いも、すべてをひっくるめて「これが私の人生」と受け入れ、自分を愛することができたなら。懸命に生きた一人の女性の人生を全力で肯定し、再評価を促すラッセル・T・デイヴィスの眼差しは限りなく優しい。
今祥枝(ライター)
伝説の女優・ノリーを演じるヘレナ・ボナム・カーターの説得力満載の貫禄たるや。 保守的な世界で時に傷つき迷いながらも、自らの手で道を切り開いていくノリーを見ていると、むくむくと勇気が湧いてきた。 わきまえない女って最高。
宇垣美里(フリーアナウンサー・俳優)
世界初のカラーのテレビに映ったノリーは男性優位のテレビ業界で戦う女性でもあった。女性には生きづらかった業界で頑張るノリーをきっとあなたは応援したくなるはず。頑張れノリー、頑張れ私。そして頑張れすべての弱者。
玖保キリコ(漫画家)
『NOLLY ソープオペラの女王』は、思ったよりもずっと誇り高くフェミニズムに彩られた作品だった。 私たちには花が満開に咲き誇る季節だけでなく、夕陽が沈みゆくその瞬間を言祝ぐような人生の物語が、きっともっと必要なのだ。
児玉美月(映画執筆家)
突然の降板というドラマさながらの惨劇を、脆くも気丈に乗り越える姿に励まされ、当時の男性社会に毅然と立ち向かう姿に叱咤されつつ鑑賞しました。晩年はソープオペラそのものだった彼女の人生、人情味溢れるノリーへの敬愛に満ちたオマージュです。
近藤麻美(イギリス在住フリーランス・ライター)
ドラマの役を解雇されても、人生からは降板しない……。そんなノリーの強い意思に感動。常に自分の人生のヒロインであることを忘れなければ、主導権は取り戻せます。
辛酸なめ子(漫画家・コラムニスト)
英国ドラマの底力を見せつける傑作!
人生の黄昏とどう向き合うのか。18年間主役を努めたドラマを突然降板させられた人気女優が直面する葛藤を通して、加齢、仕事、人との絆をユーモアたっぷりに描く。傷つきながらも気高く、前向きに前を向くノリーの姿が心に沁みる。
悲喜こもごもを見事に体現したヘレナ・ボナム・カーター、キャリア最高の演技に喝采を送りたい。
立田敦子(映画ジャーナリスト)
従来の家族制度から自由で、視聴者の視点で仕事ができるノリーは時代を先取りしたスター。理不尽に遭った時、したたかに戦うのではなく、単にブチギレて大騒ぎする、ヘレナ・ボナム・カーターに信頼しかない。
柚木麻子(作家)
才能ある人が誰でも活躍できる世の中へ向けた第一歩の時代。名声と実力を武器に、突然の解雇というどん底をも華麗に乗り切るノリーを超かっこよく描き切る。ヘレナ・ボナム・カーターがノリッノリ!
よしひろまさみち(映画ライター)
声優コメント
豪華声優陣コメント全文
この時代にこんなにも豪快に快活に繊細にそして勇敢に、己と社会と闘った女性がいたのかと…底力が沸いてくる思いです。イギリスの伝説の女優ノエル・ゴードンをヘレナ・ボナム・カーターが、リスペクトし、愛し、慈しみ、全身で演じているのを感じながら、私も最大のリスペクトで吹き替えました。全3話!必見です!
朴璐美(ノエル・ゴードン/ノリー役)
役者の人生とは、どこかとても滑稽で、美しい。
普通の人としては送れないけど、普通の人じゃ送れない、もどかしくも美しい喜劇が本作では描かれています。
ドラマや映画はフィクションでも、それを作る人々の繋がりはリアルなもの。
女優ノエル・ゴードンの人生をぜひ体験してみてください。
武内駿輔(トニー・アダムス役)
ゲイの役を、ゲイの役者が演じ、ゲイの声優(私)が吹き替える。ゲイの繊細なニュアンスを、視聴者の方にお伝えできれば幸いです。中年の役を演じるのは珍しいので、私にとっては新たな挑戦でもありました。作品のアクセントともなるラリーの存在を楽しんで下さい。
三ツ矢雄二(ラリー・グレイソン役)
ジャックがどんな人物であるかはもちろんのこと、ジャックを演じたコン・オニールさんの個性豊かな演技も含めて、どんどん物語に引き込まれて行きました。その魅力を損なわない様に吹き替えるのは大変難しかったですね。最後はこの作品に参加できて本当に良かったと思いました。あとね、音楽もいいんですよ!ご期待下さい。
多田野曜平(ジャック・バートン役)
放送スケジュール
NOLLY ソープオペラの女王 #1
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この作品の放送予定はありません
NOLLY ソープオペラの女王 #2
-
この作品の放送予定はありません
NOLLY ソープオペラの女王 #3
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この作品の放送予定はありません
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